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パーティ支度

【騙されないで】恥ずかしくない男性セミフォーマルとは

犬のフォーマル

「セミフォーマルって、いまいち何を着ていいのか分からない」と悩んでいませんか?
ドレスコードを守ることは周囲への気配りでもあります。

ドレスコードをしっかり理解して、相応しい服装で参加しなければ悪目立ちしてしまいます。
『人は見た目が9割』という本もあります。

ドレスコードを守った正しい服装で会に参加することは、あなたを「常識のある人だ」と判断する材料になるのです。

中には、あえて外して個性をアピールする方もいらっしゃるでしょう。
しかし個性を理解してもらえる前に「ドレスコードも守れない人」とレッテルを貼られかねません

一度貼られてしまったレッテルをはがすのは大変です。
フォーマルやセミフォーマルが要求されるような場で個性をアピールすることはハイリスクであると理解しておきましょう。

今回は男性のドレスコードを簡単に説明した上で、セミフォーマルとフォーマルの違いを解説していきます。

更にセミフォーマルを選ぶ前の注意事項、更に自分に合ったセミフォーマルの選び方もご紹介します。

男性のドレスコードの種類

ドレスコードには、プロトコールに則ったものからパーティー特有のカジュアルなものまで様々です。
ドレスコードをしっかり理解してパーティーに参加することで、主催者にも喜ばれるでしょう。

今回は、結婚式やホテルのパーティーなどでよく見られる洋装のドレスコードを解説していきます。
よりフォーマル度の高いものから見ていきましょう。

フォーマル(正装)

フォーマルは第一礼装とも呼ばれるものです。
元々はフロックコートが第一礼装でしたが、フロックコートは現在では主に新郎が着る衣装となっています。

男性の服装は昼ならモーニングコート夜なら燕尾服が基本です。

近年ではパーティーや式典の簡素化の流れから、夜の正装としてタキシードも認められるようになっています。

セミフォーマル(準礼装)

セミフォーマルは第二礼装とも呼ばれます。
昼間はディレクターズスーツ夜はタキシードが基本です。

日本では礼服やブラックスーツもセミフォーマルとして扱われます。
詳しくは後程解説いたします。

インフォーマル(略礼装)

インフォーマルは結婚式の参列や式典などで『平服』と指定された時の服装です。
男性はダークスーツやブラックスーツに白シャツを合わせます。
もちろんネクタイは必須です。

格式張らず気軽にオシャレを楽しめます。
招待状に『平服』とされている場合、後述のスマートカジュアルまでを指すこともあるようです。

ただし自己解釈でカジュアルにしてしまっては失敗します。


あくまでも基本はダークスーツやブラックスーツに白のシャツです。

スマートエレガンス

スマートエレガンスは高級レストランやホテルでのドレスコードです。
パーティーや結婚式の二次会など着る機会の多い服装でしょう。

スーツにネクタイが基本で、カラーシャツが取り入れられることも多いです。
カジュアルな場であれば、光沢のある生地や明るめの色を選ぶことが出来ます。

小物で華やかさや個性も演出できるでしょう。

ビジネスアタイア

ビジネスアタイアは会社のパーティーやレセプションでみられるドレスコードです。
ビジネススーツで構いませんが、ネクタイやポケットチーフで華やかさを演出します。

ビジネスシーンでの服装の多様化に伴い、変化がみられるドレスコードでもあります。

スマートカジュアル

スマートカジュアルはレストランや結婚式の二次会でも聞かれるドレスコードです。
王道はスーツではなくジャケパンスタイルです。

ジャケパンスタイルとはジャケットにチノパンやスラックスを合わせることです。
お店の雰囲気によっては昼はデニムもOKですが、ドレスコードのあるお店でデニムを着用している方は1%程度のようです。

男性セミフォーマルとは

男性のセミフォーマルについて更に詳しく見ていきましょう。
前述の通り、男性のセミフォーマルは昼ならディレクターズスーツ、夜はタキシードです。

現在では昼夜ともにブラックスーツの着用も認められています。
しかしセミフォーマルとしてブラックスーツを着用するのは日本だけのようです。

海外でのパーティーでしたら、日本式の略礼服(ブラックフォーマル)はNGです。
これは、日本国内だけで通用する衣服であって、これを海外の慶事のパーティーに着て行ったら、最悪の場合、会場に入れて貰えないかもしれませんよ。

引用:Yahoo! 知恵袋

海外のパーティーなどでは、ディレクターズスーツやタキシードを着用しておきましょう。

お店などではセミフォーマルとして、カラースーツやジャケパンスタイルを勧められることもあるようです。
しかしカラースーツやジャケパンは、正式にはセミフォーマルではありません。

それでは正しいセミフォーマルウェアの例を見ていきましょう。

昼のセミフォーマルウェア『ディレクターズスーツ』

昼のセミフォーマルであるディレクターズスーツは、結婚式の親族や主賓、パーティーの主催者が着る衣装とされています。
ブラックスーツよりもワンランク上の装いです。

ブラックのジャケットに、ブラックとグレーのストライプのコールパンツを合わせます。

 

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モーニングコートを一般的なジャケットと同じような丈に置き換えた形であることから「ショートモーニング」とも呼ばれるそうです。

シャツはウイングカラーかレギュラーカラー、ネクタイにはアスコットタイか通常のネクタイを着用します。

近年は礼装の簡略化の波にのまれ、あまり見られなくなった装いです
しかし会社である程度の役職に就き、部下の結婚式に主賓として参列するのであれば用意しておいて損はありません。

マリリン
マリリン
あまりいないからこそ、上手く着こなしている方はスマートに見えますわ。

セミフォーマルのパーティーでディレクターズスーツを見て「ジャケットとパンツは合わせなくていいんだ」と勘違いした方が、大失敗した方のエピソードがあります。

うちの会社主催の祝賀会は会場がホテルだからか、ドレスコードがセミフォーマルです。

ふとおしゃれな上司がジャケパンスタイルだったのを思い出し、自分も挑戦してみようと決心!
派手になりすぎないようにお店の店員さんとも相談して、黒ジャケットとベージュのパンツを購入しました。

そして祝賀会当日、会場に向かう途中後輩からは「おしゃれですね」と好評で気分を良くしてたら上司から呼び出されました。
そして「ドレスコード違反だから着替えてこい」と言われたのです。

できる男をアピールするどころか、大失態になりました。

一見ジャケパンスタイルに見えるディレクターズコートには、明確なルールがあります。
また日本では、『ディレクターズスーツは主賓や重役のもの』という認識もあることを重々理解しておきましょう。

夜のセミフォーマルウェア『タキシード』

ドレスコードで『ブラックタイ』と指定されてあれば、タキシード着用です。
タキシードの色は黒が原則ですが、濃紺(ミッドナイトブルー)だけは黒と同じように認められています。

 

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こちらのタキシードのジャケットは角のないショールカラーで、シャツは白のウイングカラーです。
ジャケットの衿はピークトラペルでも正しいセミフォーマルです。

タイはボウタイを合わせるのが基本です。素材もシルクの上質なものが最適です。

タキシードのズボンは縫い目を隠すために側章が入っています。
ベルトではなくサスペンダーをし、ベストやカマーバンドを合わせるのもタキシードの特徴ですね。

タキシードには、ファンシータキシードと呼ばれる様々なカラーや柄のものがあります。
しかし黒・濃紺以外のタキシードスーツはブラックタイ指定の場には相応しくありません

ファンシータキシードは仲間内のカジュアルなパーティーや結婚式の二次会で楽しみましょう。

大人の男性なら1枚タキシードを

黒や濃紺のタキシードは結婚式だけでなく、小物の合わせ方次第では様々なパーティーシーンにも対応できます。

ドレスコードがある高級レストランでも、タキシードをサラッと着こなしていると素敵ですね。

大人の男性なら、ぜひ1枚良質なタキシードを用意しておきましょう。

昼夜問わず『ブラックスーツ』

冠婚葬祭で利用しやすいといわれるのがブラックスーツです。
主に結婚式の主賓以外の招待客が着用します。
黒のスーツでボタンがシングルの場合は必ずベストを着用します。

 

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ブラックスーツは本来インフォーマルでしたが、近年では結婚式の簡略化に伴い日本ではブラックスーツの着用が認められています。

それどころか、身内や主賓が礼服であることも珍しくありません。
そのため一般の招待客もカジュアルダウンし、ブラックスーツが許容されるようになったのでしょう。

結婚式で着る場合のネクタイは白やシルバーのものを選びましょう。


この写真のようにチーフも白かシルバーで用意しましょう。

結婚式以外のパーティーではネクタイやチーフで個性を出すことが出来ますが、あまり派手な柄は避けておきましょう。
何を選ぶか悩んだ時は無地やストライプが無難です。

ベストを着ない場合は、ダブルボタンのジャケットを選びましょう。

男性セミフォーマルとフォーマルの違いとは?

セミフォーマルの具体例をみてきました。
では、男性フォーマルとの違いを確認していきましょう。

フォーマルは叙勲式、厳粛な式典で着用することが多い装いです。
格式の高い結婚式ではホストである新郎新婦、新郎新婦の両親や仲人、葬儀の場合は喪主がフォーマルウェアに身を包みます。

対してセミフォーマルは格式のあるホテルの結婚式やパーティーにゲストとして参加したり、コンサート鑑賞する際の装いです。

近年では式典や結婚式の簡略化の波を受け、一般的には夜の第一礼装である燕尾服を着る機会が減っています。
代わりにタキシードが多様化され、フォーマルとセミフォーマルの境界は薄れてきているかもしれませんね。

セミフォーマルウェアはフォーマルウェアを簡略化したもの?

セミフォーマルの歴史を見てみると、ディレクターズスーツはモーニングのパンツはそのままジャケットを黒に交換したものです。
そしてタキシードは喫煙時に燕尾服からスモーキングジャケットに着替えていたことから生まれています。

歴史から見るとセミフォーマルはフォーマルをやや簡略化したものといって間違いないでしょう。

このやや簡略化というのがセミフォーマルのポイントなのです。
簡略化でカジュアルにしすぎてしまってはセミフォーマルの枠からも外れてしまいます。

せっかくのセミフォーマルな場では、枠に収まったおしゃれを楽しむようにしましょう。

クイズ! これはセミフォーマル?

ここでは実際のスーツのコーディネートを見てセミフォーマルか、そうでないのか答えていきましょう。

マリリン
マリリン
楽しくセミフォーマルの理解を深められますわね!

第1問 ダークスーツに白のシャツ

 

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スリーピースできちんとした印象があるコーディネートですね。
しかし色が黒ではありませんので、セミフォーマルとはいえません。

平服指定のインフォーマルな会であればスマートに見えるでしょう。

第2問 黒のタキシードに黒のボウタイ

 

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こちらは王道の『ブラックタイ』です。
セミフォーマルだけでなく、夜のフォーマルとしても活用できます。

しかし黒のタキシードに黒のボウタイはスタッフと間違われる可能性があります。
グレーや紺のボウタイを合わせたり、チーフを身に着けることでリスク回避できます。

タキシードはシャツやタイを変更してカジュアルにすることができます
1着持っているとパーティーシーンで活躍してくれるでしょう。

マリリン
マリリン
タキシード萌えの女性も多いですわ。
ピエール
ピエール
有名アニメのタキシードの男性も多くの女性の心を掴んでいましたね。

カッコいいタキシード姿は、女性受けもいいでしょう。

ダブルボタンのタキシードはフォーマル・セミフォーマルでは活用できますが、カジュアルには向いていません。
よりタキシードを楽しむためには、シングルのタキシードがおすすめです。

第3問 テールコートに白のボウタイ


こちらは燕尾服ですのでセミフォーマルではなくフォーマルですね。

結婚式では会場が格式の高いホテルでも、新郎や新郎の両親以の参列者に燕尾服は相応しくありません。

第4問 黒いスーツに白のネクタイ

 

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こちらはセミフォーマルです。
結婚式のブラックスーツスタイルですね。

ネクタイを変えれば様々なセミフォーマルな会に参加できます。
ただし前述の通り、海外や外国の方主催の会ではおすすめしません

第5問 スリーピースにシャツ

 

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こちらはジャケット着用ですが、あくまでもカジュアルです。
インフォーマルスマートエレガンスでもありません。

スマートカジュアルカジュアルエレガントにはおすすめです。

【ちょっと待って! 】
セミフォーマルウェアを選ぶ前に

正しいセミフォーマルウェアを学び、いよいよウェア選びですね。
ですがその前にもう少し確認しておかなければならないことがあります。

それは『本当にセミフォーマルが必要なのか』です。

マリリン
マリリン
ドレスコードがセミフォーマルならウェアは必須じゃなくって? 

ドレスコードが『ブラックタイ』となっている場合は、タキシードで間違いありません。

注意したいのは『セミフォーマル』と指定されている場合や『平服』指定のない結婚式です。
この場合、主催者が本当に求めている服装がプロトコール基準のセミフォーマルではない可能性があります。

マリリン
マリリン
セミフォーマルな場でセミフォーマルが必要ないってこと? 
ピエール
ピエール
『必要か必要じゃないかを判断しかねる』といったところですね。

特に結婚式はカジュアル化がどんどん進んでいます。
それに伴い、セミフォーマルとインフォーマル、スマートエレガンスまでの境界が薄くなりつつあります。
しかしこれは自然なことのようです。

プロトコールは必ずしも絶対的な規則ではなく,これまでも時代とともに変化しており,地域や国によって差異もみられます。また,会合の趣旨,参加者の認識,会場の制約などによって柔軟に運用されることも大切です。

引用:外務省:国際儀礼(プロトコール)

プロトコールでさえ変化していくものですから、一般社会のフォーマルウェアに変化があっても当然です。
招待客は主催者や会場によって柔軟に対応していくことが求められます

マリリン
マリリン
つまり「主催者の認識に合わせなさい」ってことですわね。
ピエール
ピエール
あらかじめ主催者側に確認しておくと『本当に必要な物』が分かりやすいですね。

セミフォーマルを用意する前に主催者の認識を確認しておきましょう

自分に合ったセミフォーマルウェアを見つけるには

セミフォーマルウェアは一般的に着る機会が少なく、中には1度しか着ないからと安易に選んでしまう方もいらっしゃるでしょう。
しかしお祝いの場やパーティーの場では写真撮影の機会も多く、後々見返してガッカリ・・・なんてこともあります。

なぜ同じドレスコードでもかっこ良く着こなせる方と着こなせない方がいるのでしょうか。

それは多くの男性がフォーマルウェアに対する認識が薄いことに原因があります。

スーツなんてどれも同じと思っている男性が多いから、スーツを着てても格好悪い人が多いのです。

引用:Yahoo! 知恵袋

上記はスーツに関してのご意見ですが、フォーマルウェアについても同じことがいえます。
「厳しいルールの中では何を着ても同じ」そう思っていませんか?

ルールに沿ったウェアでも細かなサイズ感や着こなしの違いで、着る人を魅力的に彩ってくれるのです。

サイズ感をしっかり合わせましょう

セミフォーマルなウェアのサイズは次のポイントに注目しましょう。

・肩がしっかりフィットしているか
・着丈はお尻の少し下にあるか
・背中にシワが寄っていないか
・胸周りにこぶし1つ分の余裕があるか
・パンツのお尻回りはキツすぎず、すっきりしているか

ポイントを意識して正しいサイズのウェアを選べば、どんな体系の方でもスマートに見せてくれるでしょう。

とはいえ一人では、サイズ感が合っているかどうかは確認しづらいですよね。
ピッタリなセミフォーマルウェアを選ぶには、必ず第三者の目を活用しましょう。

第三者に客観的に判断してもらおう

この第三者は信頼できる人を選ぶと更にいいでしょう。
おすすめは身内や仲のいい友人にチェックしてもらうことです。

マリリン
マリリン
お店の人じゃダメなの?
ピエール
ピエール
マリリン様、お店の方に勧められて購入したタンスの肥やしがある方は多いのですよ。

もちろん信頼できる店員であれば、自分に合っているかどうか判断してもらうのもいいでしょう。
その方が信頼できるかどうか判断できない場合は、いろいろな角度から写真を撮ってもらいましょう。

写真に写った自分を見ることで、鏡で見るよりも客観視してチェックできます。

セミフォーマルを正しく着こなす男性はカッコいい!

結婚式やパーティーの簡略化により、本当のセミフォーマルが求められる機会は少なくなっています。
だからこそセミフォーマルは『非日常』なのです。

セミフォーマルの場でドレスコードに合った服装を上手に着こなす男性は素敵です。
正しくおしゃれな装いは、主催者だけでなく他のゲストからも一目置かれるようになるでしょう。

セミフォーマルについてもう一度要点を確認していきましょう。

セミフォーマルの要点まとめ

・セミフォーマルとは結婚式やパーティーで指定されるドレスコードのこと
・昼はディレクターズスーツ、夜はタキシードが基本
・近年の日本ではブラックスーツの着用も認めらている
・サイズの合ったウェアを選ぶことで上手に着こなすことが出来る
・ウェアを選ぶ時には客観的な判断を活用する

マリリン
マリリン
素敵なセミフォーマルウェアに身を包む男性が増えると嬉しいですわ!


かっこよく着こなしてセミフォーマルシーンを楽しみましょう。

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